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Jリーグ、パチンコなど来季胸ロゴ解禁へ
Jリーグが、パチンコ店などレジャー産業系企業とのユニホーム広告のスポンサー契約を解禁する方向で検討に入っている。
リーグ関係者によると、すでに各クラブの意向を水面下で調査しており、実行委、理事会などで議論を重ねて合意が得られれば、
来季からパチンコ店名や商品名などのユニホームへの掲出を解禁する方針だ。
これまでは青少年に悪影響を与えるとして、パチンコ店などとユニホームのスポンサー契約を結ぶことは自粛することになっている。
2009年には、資金難に苦しむ大分に対して総額約13億円の支援をしていたレジャー産業大手「マルハン」が、
ユニホームに企業名が入らず広告対価が伴わないために撤退。その後、存続危機に陥った経緯がある。
Jリーグ幹部によると、スポンサー集めに苦しむ資金難のクラブを中心に解禁を求める意見は根強く、
さらにJリーグの有力クラブが近年、アジアチャンピオンズリーグで低迷する窮状も議論の発端となっており、
パチンコ業界の広告解禁も「避けて通れない道」として内部で検討を続けていた。
営業収入で最も高い割合を占める広告料収入が減少傾向の中、「パチンコ解禁」が実現すれば、
Jリーグの勢力図が塗り替えられる可能性もあるだけに、議論の行方が注目されそうだ。
東京中日スポーツ
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