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NHKの連続ドラマ「あまちゃん」で、主人公の父親が運転する個人タクシーに、韓国の自動車メーカー、
ヒュンダイのグレンジャーが使われ、ネットでは「ヒュンダイは日本から撤退してるのでは?」「また韓国押しか」などの声があがっている。
2001年に日本に進出したヒュンダイモーター ジャパンは、コンパクトカー「TB」やセダン「グレンジャー」を投入したが、
販売台数が予定より伸びなかったことや故障が頻発したこともあり、2010年に乗用車販売が終了。現在は、
アフターケアと観光バス「ユニバース」販売のみが継続されている。
ただしドラマの設定は2008年。期間内の販売台数は約1万5,000台ながら、セダン「グレンジャー」は、
同程度の国産車セダンに比べて安価だったことから、コストを抑えたいタクシー会社や個人タクシーが
採用したところもあった。
しかし気になるのは、商標や商品名の取り扱いだ。人気作家で、初めてNHKの朝ドラの脚本を担当した宮藤官九郎は、
番組公式サイトに掲載されたインタビューで、
「とりあえず商品名は出していけないとずいぶん前から言われているので、うっかり出さないように気を付けよう
と思っています(笑)」と語っている。
そんな宮藤が「ここはヒュンダイのグレンジャーで」のように指定したとは考えにくい。
テレビドラマなどでは、スポンサーに配慮したり、番組の公平性を保つために、特定の商品であることが
分からないようにすることがある。
NHKは特に厳しく、山口百恵の「プレイバックPart2」が「NHKヤング歌の祭典」で歌われる際に
「真っ赤なポルシェ」の部分が「真っ赤なクルマ」に変更
(後の紅白歌合戦では、そのまま「ポルシェ」と歌った)
したのは有名。また家電製品などのメーカー表示を削ったり隠したりもしている。
URLリンク(news.livedoor.com)
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つづく