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昨年8月に自宅と関係各所に東京国税局査察部(通称・マルサ)の強制捜査
が入ったミュージシャンのGACKTだが、近々、立件される可能性が高いこと
を発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。
強制捜査については同誌などが詳報を報じ、同じ時期には「週刊文春」(文藝春秋)
が女優・釈由美子との交際や元タレントとの間に“隠し子”がいたことを報じたが、
スポーツ紙やワイドショーの後追い報道がまったくなかった。
「GACKTが芸能界の実力者に頭を下げ後追い報道を止めてもらった。
そのおかげで出演が決まっていた昨年10月スタートの北川景子主演の連続ドラマ
『悪夢ちゃん』やパソコンのセキュリティソフトのCMに何事もなかったかのように
出演していた」(芸能記者)
そこで気になる近況だが、「新潮」によると、GACKTは最近、ホテルを泊まり歩き、
捜査の入った都内の自宅にはあまり帰らず。3月19日には埼玉県草加市内の
公立小学校でノーギャラで特別授業を行ったが、学校側は脱税疑惑を把握していな
かったようで、教育委員会にクレームが入り、査察の報道後には広島県内の
公立小学校が校歌制作の依頼を取り消すなど、徐々に仕事に悪影響が出始めている様子。
先ごろ、法人税法違反容疑で逮捕された飲食店ビル「丸源ビル」のオーナー・
川本源司郎被告が逮捕・起訴されたが、特捜部は同件に続いてGACKTの件に着手
するようで、5月にスタートする全国ツアー前に立件される可能性が高いというだけに、
GACKTの周辺では立件前の海外逃亡説もささやかれているというのだ。
「所属している大手レコード会社・エイベックスは東証一部上場企業でコンプライアンス
を遵守しているので、立件となればGACKTとの契約を解除するだろう。
そうなれば芸能活動存続の危機に立たされてしまう」(音楽関係者)
GACKTにとっては眠れぬ日々が続きそうだ。
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