13/03/25 18:54:54.52 0
>>1の続き
いくら日本のメディアが世界一決定戦とあおっても、結局は花相撲的な大会ということ。
さらにコウタ氏が続ける。
「今から約10年前、MLBではイチローや佐々木主浩の活躍によって放映権料やスポ
ンサーが入り、『日本野球と絡めば金になる』と考えるようになっていた。そこで彼ら
は3つの目標を立てたのです。巨人・松井秀喜のヤンキース入団、ヤンキースの開幕戦
の日本開催、さらに日本を巻き込んで、野球の世界大会(WBC)を開催すること。
いずれも実現しました。ただ、この経緯からわかるように、WBCの本来の目的は野球
の普及ではなく、MLBの金儲けなんです」
無論、MLBの金儲けには付き合えない、との批判は当初からあった。第1回大会前か
ら日本側は分配金や開催時期をめぐってMLB側と対立し、今大会前はプロ野球選手会
が状況改善を求めてボイコットまで示唆した。今後、そうした日本側の主張をMLB側
が受け入れることはあるのだろうか。
「それはない。分配金に関して、赤字が出た場合はMLB側が負担するわけで、収益が
上がったから分配比率を上げろというのは通らない。また、開催時期の変更はもっと現
実性が低い。メジャーリーグの歴史を考えても、シーズンを動かしてまでWBCをやる
などあり得ない」(前出・福島氏)
こうなると次の大会で、日本がボイコットする可能性も十分にある。そうなれば、第4
回WBCはどうなってしまうのか。
「開催を中止するしかない。そもそも、あの大会は興行として体をなしておらず、完全
にジャパンマネー頼み。日本代表が出なければ成立しません。一方で、日本のテレビ局
やスポンサーも、WBCが儲からないことを、この3大会で完全に知ってしまった。
過去2大会は日本が優勝したから、各企業が支払った莫大なスポンサー料はある程度還
元されたと思いますが、今大会では確実に大損ですよ。ですから、日本代表が出る出な
いにかかわらず、4年後、こんな大会に日本の企業が大金を出すことは考えにくい」
(前出・コウタ氏)
すでにWBC消滅のカウントダウンが始まっている?