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フジテレビがまるで、「WBC(ワールドベースボールクラシック)を見るな!」といわんばかりの
ネガティブキャンペーンをしている、などとネットで話題になっている。
この日の「とくダネ!」はWBCの特集を組み、家庭ではどのようにWBCをテレビ観戦しているのか、
2つの家族を紹介した。
野球の熱烈ファンだという家族は、前日のWBC2次ラウンド決勝で日本がオランダを10―6下し
1位通過を決めた試合を見ていたが、途中から疲れたような顔になり、試合終了後に、
「ダメでしたね。眠さが限界でした」と父親が語るシーンを流した。
もう一方の家族は、3歳の娘がいる3人家族で、野球ファンはお父さんだけ。
この日はWBCをテレビで観るために早めに帰宅したのだという。
すると妻は、「じゃぁ、帰宅しようと思えば(職場から)早く帰ってこられるわけ?」
と夫に詰め寄った。娘はWBCではなくDVDのアニメが観たいとダダをこね、
テレビ画面の前に立って視聴を妨害、終いには泣き出してテレビを消してしまった。
試合が4回まで進んだ頃に、妻から風呂掃除をするよう指示された夫はしぶしぶ従い、
リビングに帰ってくると娘がテレビを占領していて、この後WBCを観る事が出来なかった、という説明が付いた。
妻は、「わざわざ長い時間テレビを見る必要がない。試合結果は後でニュースでチェックすればいい」
と語っていた。
カメラがスタジオに切り替わると、司会の小倉智昭さんが、野球は長い試合を観てさらに
プロ野球ニュースを観るのが醍醐味である、とフォローしたが、コメンテーターの黒川伊保子さんは、
「WBCには興味がないんですよね」と切り捨てた。
黒川さんによれば、前回までの大会ならイチロー選手やダルビッシュ有投手など
「イケメン」がいて、ピンポイントで楽しめたが、今回はそうした選手が見当たらない。
「今回はポイントが分からない。イケメンポイントが分からないんですよ」
というと、フジテレビの笠井信輔アナウンサーが、
「分からなかったらフィギュアを観ればいいんですよ。私はフィギュアを楽しみにしています」
と返した。
(続きは>>2以降)
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