13/03/13 11:23:42.18 nQtW0OIM0
「さっさと死ね」
「おまえなんか柔道やってなけりゃただの豚だ!」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
治五郎様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、白色の柔道着。乱取りしても乱さないように、帯はきっちりしめるように、きっくり組むのがここでのたしなみ。
もちろん、時間一杯で技のかけ逃げなどといった、はしたない選手など存在していようはずもない。