13/03/07 14:24:47.27 0
お断りしておくが、3連覇を目指して奮闘中のWBC日本代表に水を差すつもりはない。
ただ米国で大リーグのオープン戦を取材していて、改めて思ったのだ。
レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)はWBCに出るべきだった、と。
6日の紙面でも報じた通り、ダルビッシュはオープン戦2度目の先発となったパドレス戦で
3回を無安打無失点。2戦計5イニングで得点どころか安打さえ許さなかった。
速球のMAXは既に154キロをマークした。
今季の大リーグは3月のWBC開催に合わせて、各球団のキャンプインが例年より
1週間から10日早かった。ヤンキースの黒田博樹投手(38)のようなベテランは従来通り
3月からオープン戦登板をスタートさせたが、ダルビッシュは全く影響を感じさせない。
「日本代表に参加していれば…」と想像してしまうほどの仕上がりぶりだ。
そんなダルビッシュが昨年7月、球宴(カンザスシティー)前日の会見で言っていたことも思い出した。
「(日本は)筋肉がついたら体が重くなるとか、訳の分からないことを言う人がいるから抜け出せない。
ここ何十年も変な固定観念に縛られすぎて野球が伸びていない」。
トレーニング方法について独自の見解を示し、研究熱心な一面も見せていた。
「みんな体がやっぱりでかい。どういう筋肉をしているとか、どういう鍛え方をしているとか。
トレーニングのメニューを聞いたりしたい」
球宴以上に、WBCの合宿は選手同士の交流が深まる場だ。ダルビッシュが球宴で
大リーガーに質問したいと感じたように、日本にはダルビッシュから学びたい投手が多くいるだろう。
日本球界に先のような思い入れがあるのなら、合宿などで自分のトレーニング方法を披露して、
他の日本投手に刺激や変化を与えてほしかった。今やそれだけの影響力もあるのだ。
(>>2へ続く)
URLリンク(www.sanspo.com)