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スカパー!“悪質プレーはさらします”
「Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー」で、Jリーグ全試合を放送するスカパー!は、
2013年シーズンに不快なプレー(主審への異議、遅延行為、シミュレーションなど)をした選手を
中継の中であえてクローズアップしていくという。
Jリーグは昨季から「プラスクオリティープロジェクト」を発足し、不快なプレーの撲滅に取り組む。
スカパー!側も同プロジェクトを支援するため「映像に取り上げる」ことで“ダメプレー”を戒め、
再発防止に役立てたい考えだ。
だが、周囲からは不安もささやかれる。スローなどで繰り返し映像を放送することで“ダメプレー”が
より強調されてしまい、視聴者から選手本人への非難が殺到しかねないからだ。
実際にJリーグのスタジアムでは、試合中の微妙な判定や不快なプレーを映像で流していない。
これは不快なプレーを流してしまうと、サポーターの怒りに火をつける恐れがあり、
サポーターが試合に集中できるように配慮しているのだ。
この件に、Jリーグ幹部は「スカパー!から話は聞いている。別に(選手を)さらし者にすることが
目的というわけではないし、審判のジャッジも含め、ありのままを見ていただくということ。
それで(不快なプレーが)撲滅できればいい」と不安を一蹴したが…。
中継の新方針が今季のJリーグで大きな反響を起こしそうだ。
URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)