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国際オリンピック委員会(IOC)が12日に開催した執行委員会でレスリングが中核25競技から外れ、
2020年五輪からの除外が濃厚となったことが話題となっている。有力な除外対象と
されていた韓国の国技「テコンドー」が含まれなかったことで、韓国国内では喜びの沸いているようだ。
テコンドーは00年シドニー五輪から大会正式種目に採用され、以降4大会連続で
五輪種目となった。中央日報は13日付で、テコンドーが五輪種目から除外される危機を
乗り越え五輪の永久種目に指定されたとの記事を掲載。中核25競技に残った理由として、
「204カ国に普及するなど国際的な普遍性を備えたスポーツという点、アジア大会を
はじめと大陸別総合スポーツ大会で正式種目に採択されている点などが肯定的な影響を及ぼした」とした。
日本レスリング協会によるとレスリングは紀元前3000年には競技として成立しており、
古代オリンピックの花形スポーツだった。近代最初の五輪として開催された1896年の
アテネ大会から正式採用された伝統競技で、意外な結果と言える。それだけに韓国は鼻高々で、同紙は
「テコンドーがオリンピックの永久種目となったのは世界に“韓国精神”を普及させるのにも
肯定的に寄与する見通しだ」としている。また、ロンドン五輪のオフィシャルスポンサー
11社に韓国企業ではサムスンが名を連ねた。韓国発祥の競技が残ったことは、同社の
イメージアップにつながる可能性もありそうだ。
ただ、韓国レスリング界にとって衝撃的な事実となったのは間違いない。韓国に初の
五輪金メダルをもたらした種目はレスリングで、ロンドン五輪まで金メダル11個を
獲得した得意競技。朝鮮日報もアジア・レスリング連盟キム・チャンギュ会長の
「レスリングの除外は初めて聞いた。FILA(国際レスリング連盟)でも何の対策も
講じていなかった」という落胆のコメントを紹介している。
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