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昨季の投手陣を支えた“カンフル剤”が使用禁止になるかもしれない―。
Aクラス入りを目指すDeNAで、そんな頭の痛い論争が湧き起こっている。
明るみに出たのは、指揮官のコメント。チームの沖縄・宜野湾キャンプで
中畑監督が次のような言葉を口にしたことだった。
「今年はデニー(友利投手コーチ)も(指導が)難しいかもしれないな。
マウンドで(投手を)どついたりしたら問題になるだろうし」
DeNAの試合で昨季たびたび見られたのが、マウンド上に出向いた友利コーチ
が自軍の投手に気合を入れるシーン。
“もっと踏ん張れ!”と言わんばかりに胸に軽くパンチを繰り出されると、
それまでKO寸前だった投手が蘇生するなど友利コーチによる闘魂注入の
効果はてきめんだ。
若手投手陣からも「デニーさんのおかげで踏ん張れた」との声が上がっており、
おおむね好評を呼んでいる。
しかし…。シーズンが終了すると社会情勢が一変。
体罰問題が世間で大きく取り上げられたことで、衆人環視で胸を叩く行為が
暴力として受け取られる危険性が芽生えてしまった。
12球団も「コンプライアンス順守」を掲げていることから、
球団内で友利コーチに「できれば叩くのはやめてほしい」との声が噴出し始めたのだ。
しかし、その一方で「隠れてやっている体罰とは全然違う」との擁護論も出ており、
中畑監督も「どこで(指導と体罰の)線引きをするか。アスリートの世界だから…」
と最終的な結論はいまだ下せていない。
渦中の友利コーチは「何も変える必要はない」と泰然自若としていることから、
球団内では困難を極める問題の終着点に注目が集まっている。
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