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サッカー八百長疑惑、W杯予選も捜査 日本の試合も監視
【ロンドン=平井隆介】
世界で最も人気のあるスポーツ、サッカー。その本場の欧州を震源とする史上最大の八百長疑惑が発覚した。
捜査対象となっている「疑惑の試合」は、最高峰の大会であるワールドカップ(W杯)の予選にも及んでいる。
事件の展開次第では、日本代表の試合でさえ、八百長と無縁とはいえない事態になる可能性もある。
■アフリカ・東南アジアで暗躍
南アフリカが6月11日のW杯開幕を控えていた2010年初頭。南アのサッカー協会にスーツ姿の紳士が
接触してきた。「Football 4U International」という名刺を出した男は、
「W杯直前に国際親善試合をしませんか」と持ちかけた。
条件が一つあった。それは審判の手配は男の会社に任せること。南ア協会は条件をのんだ。
開幕直前の5月27日、南アはコロンビアとの親善試合に2―1で勝利し、7万人の大観衆は熱狂した。
この試合の3得点は、いずれも審判がPKを与えたことから生まれた。
「男が国際サッカー連盟(FIFA)公認のニジェール人審判を買収していたんだ」。
国際刑事警察機構(インターポール)の関係者は明かす。
男の名前はウィルソン・ペルマル。インド系でシンガポール国籍を持つ40歳代。いくつものダミー会社の
名刺を手に、世界を巡って選手や審判に接触する大物フィクサーだった。
ペルマルは同じ時期、ジンバブエのサッカー協会にも近づいていた。そのジンバブエと日本は
W杯開幕前日の6月10日、南ア国内で練習試合をし、0―0で引き分けた。
「結果的にシロだったが、その試合も調べた」。インターポール出身のラルフ・ムシュケFIFA保安部長は話す。
朝日新聞デジタル 2月11日(月)0時59分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)