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コンサート的雰囲気はメディアの責任
6日に日本代表対ラトビア代表戦が行われ、日本が3─0で勝利した。この時期の代表戦は、
国内組のコンディションが十分ではなく、例年その位置付けに疑問符がつく。協会としては
オフ期間であるこのタイミングで興行を入れておきたいと考えるのであろうが、やはり今回も
「強化より興行」、「地方での新年会」、「海外組のコンサート」だったね。
内容の是非はさておき、翌日の新聞には本田が一面で取り上げられ、快勝という論調で
語られたのだから、興行としては成功だったと言える。
試合の出来に関しては、誰が見ても前半は悪かったろう。細貝が悪かったとは思わないが、
このチームは遠藤がいなければゲームをうまく作れない。また、ワントップに据えるフォワードも、
やはり前田が一番うまくハマることが証明された。
ベストメンバーのコンビネーションが熟成されてきたという言い方もできるけど、裏を返せば
そこの選手層が薄い、そして、それはまさに「メンバー固定化」の弊害とも言える。
前半のあまりの出来の悪さには、ザッケローニ監督も焦っただろうね。
それは試合後の監督記者会見を聞いていてもよく分かる。
改めて浮き彫りになった課題をどうしていくのか。本大会を考えれば、現状から上積みしなければ
ならないのは間違いない。ザッケローニ監督が今後どういう采配を見せるのかに注目したいね。
もう一つ、出来の悪い前半に対して、スタンドから全くブーイングがなかったことも気になった。
頬にペインティングをした女の子たちが、イケメン海外組の一挙手一投足に歓声を上げるだけ。
そこにサッカーはない。これが現状の日本サッカーの文化だよね。良い悪いと言うつもりはないが、
これで代表が強くなるのか、疑問符は付く。
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