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ナチス占領下にドイツ兵と恋仲になり子どもをもうけた若いフランス女性とその母親が坊主刈りにされ、
幼子を胸に抱えて白昼の市街地を歩かされる一連の写真は、見ていて暗澹たる気分にさせられる。
2人のまわりをナチスからの解放に酔う市民が取り巻き、2人と同じ方向に歩を進めながら、好奇の目を
注ぎはやし立てている。写真から群衆の罵声や嘲笑の声が響いてくるようだ。
笑っている母娘がいる、実直そうな男もいる、金持ちそうな中年女性もいる。みな普通の市民、
ふだんは「善良な人々」なのだろう。これら「健全な人々」の残酷さが露わになったのが、この写真である。
さらしものになる母・娘・幼子のわきで、かわいい顔をして笑っている若い女に、私はかすかな憎しみさえ覚えた。