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大阪出身の人気ロックバンド「L」のメンバーひとりが韓国の新興宗教団体に
傾倒し、関係者を悩ませているという。
「信仰は人それぞれ自由ですから制限はできませんが、ちょっと心配なんですよ」
不安な表情でこう打ち明けたバンド関係者の話では、メンバーのひとりが
韓国の宗教団体の教祖K氏との親交を深め、1年ほど前からは事実上
“入信状態”ともいえるような状況になり、最近では「バンド活動や私生活に
至るまで、アドバイスを受けているようだ」という。
「多額の寄付も行っている様子で、彼のご家族からも“洗脳されているのでは
ないかと心配だ”という連絡を受けました。ほかのメンバーはおそらくまだ
ハッキリとは分かっていないと思いますが、そこに割って入るわけにも
いかないので、今は何もしていない状況です」(同)
現時点でこの団体による被害などは特に聞こえておらず、「L」の活動自体も
順調とあって、メンバーが信者となっていても問題はなさそうだが、関係者は
「それでも心配だ」と話す。
というのも、昨年はタレントの中島知子が占い師に心酔するあまり休業に
追い込まれ話題となったからだ。また、同じロックバンドではX JAPANの
Toshl(トシ)が自己啓発セミナーに関わった末に経済的な困窮に陥り、
音楽活動も行き詰まるという災難に見舞われたこともあった。
それだけに関係者は「問題になる前に食い止めたい」と、このメンバーの
一挙手一投足から目が離せないでいるという。
「L」はこれまで歌詞の内容に強い宗教色が見られることが指摘されてきた
バンドだが、特定の宗教団体との関わりが公になったことはなかった。ただ、
05年あたりから韓国にもファンを広げており、そのころから各メンバーが
韓国の文化やK-POPを称賛するような発言が急増しているという。
「韓国はすごいと思うあまり、現地の宗教団体にまで入れ込んでしまったのでは
ないか」と関係者。
(>>2に続く)
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