13/01/20 17:17:48.56 0
プロ野球選手引退後の厳しい現実
毎年、多くの選手がドラフトで指名されて、プロ野球界に身を投じるが、それと同じ数の選手が
引退を余儀なくされる。現役続行を断念した選手の引退後の生活は、年々厳しさを増している。
トップ選手や指導力を見いだされた者なら、監督、コーチとして、指導者の道が開かれる。
プロ野球選手にとって、引退後の仕事としては最も魅力的な仕事は、やはりプロの指導者だ。
ネームバリューにもよるが、監督なら5000万~1億円程度、コーチでも1000万~3000万円程度の
年俸が保障される。ただ、監督やコーチはいつ契約を打ち切られるか分からず、安定した仕事
とはいえない。
ユニフォームを着ることができない者は解説者、評論家として、テレビ、ラジオ、スポーツ新聞等で
活躍するのが一般的。だが、解説者を取り巻く環境は大きく悪化している。最大の理由はプロ野球中継が
地上波から撤退せざるを得なくなった点と、不景気によるスポンサー収入減により、ギャラ相場が
大きく下落した点だ。
視聴率低迷が原因となり、この2~3年で地上波でのプロ野球中継(主に巨人戦)は激減し、BS、CSに
スライドした。当然のことながら、地上波に比べると、BSやCSは予算が少ないため、解説者のギャラも
地上波に比べれば、大きく落ちる。
バブル期、現役時代にスター選手だった者は、各テレビ局と高額な報酬で年間契約を結んでいたため、
コーチ並みの収入を得られていた。だが、年間契約はなくなり、スポット出演が慣例となった上、
ギャラ相場も大きく下がっているという。
メディア事情に詳しいスポーツジャーナリストのA氏は、「地上波での解説者のギャラは、
平均的なケースで50万円程度だったものが、10万~20万円程度にまで下落しているようです。
それがCSとなると、相場は5万円程度にまで下がります。ラジオはもともと、テレビより安いですが、
これも同様です」と語る。
(>>2につづく)
リアルライブ 2013年01月19日20時59分
URLリンク(news.livedoor.com)
URLリンク(image.news.livedoor.com)