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第91回全国高校サッカー選手権は19日、降雪で延期となった決勝を東京・国立競技場で行い、鵬翔(宮崎)が2―2からのPK戦を5―3で制し、京都橘(京都)を下して初優勝を果たした。宮崎県勢の優勝は初めて。
PK戦で優勝が決まったのは第83回大会の鹿児島実以来(相手は市船橋)8年ぶりとなった。
京都橘は前半41分、ゴール前のこぼれ球に反応したDF林(1年)がペナルティーエリア手前から右足でグラウンダーのシュート。GKは反応したが防ぎきれず、京都橘が先制点を挙げた。
鵬翔は後半4分、セットプレーで追いつく。左CKからDF芳川(2年)が打点の高いヘッドを叩き込み、1―1の同点に。
しかし同19分、京都橘は左サイドを抜け出したFW小屋松(2年)がゴール前にクロスを入れると、FW仙頭(3年)がワンタッチで押し込んで勝ち越し。
鵬翔は同39分、DF日高(3年)が倒されて得たPKを主将のDF矢野(3年)が右足できっちり決め、再び試合を振り出しに戻した。
試合は2―2で前後半10分ずつの延長戦に突入したが、両校とも得点を挙げられず勝負はPK戦へ。PK戦では全員が決めた鵬翔に対し、京都橘は1人目の主将・仙頭が失敗した。
決勝は14日に予定されていたが、首都圏を襲った爆弾低気圧による大雪の影響で延期となっていた。
◆情報ソース
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◆スコア
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