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(夕刊フジ編集委員・久保武司)
2006年のドイツW杯ではジーコジャパンのエースFWだった高原直泰(33)が、J1清水からJ2東京Vに完全移籍した。
静岡県生まれの高原だが、清水の在籍はわずか2年。本音は残留だったという。それでも移籍となったのは、昨季リーグ9位ながら続投するアフシン・ゴトビ監督(48)の存在が大きく影響している。
「ゴトビ監督は、シーズン途中で豪州に移籍した小野(伸二)を“反乱分子”とみなした。高原は小野と同じ静岡生まれで同じ年齢。コンディションは悪くなかったのに、小野と同じ反監督派とみていた」
そう明かすのは、清水の関係者だ。
高原は米国MLSなどからオファーを受けていたが、あくまで国内を熱望。J1昇格が有力だった千葉への移籍が内定しながら、土壇場で昇格に失敗したことで年俸4000万円前後といわれる高原移籍は消滅した。
日本代表のトップに君臨した経験のある選手は、どうしてもプライドが邪魔をする。しかも“守銭奴”になりがちだ。
しかし高原は違う。昨季、一度は解雇された浦和から、清水より条件が上の年俸6000万円で復帰のオファーがあった。しかし、クビにされたクラブに「戻る気はない」と突っぱねている。
千葉移籍が消えたことで浮上したのが、やはり同郷の先輩でもある三浦泰年監督(47)が指揮を執ることになったJ2東京Vだった。
東京Vはクラブ存続の危機は脱出したものの、緊縮財政は継続中。高原の年俸も昨季より50%以上ダウンした。
それでも国内移籍にこだわったのは、ゴトビ監督への“リベンジ”を最優先にしたからだ。
チームの「顔」だった小野に続き高原も追い出したことで、清水の選手の間で同監督への信頼度は決して高くない。
逆に、金に走らず心意気でJ2に移籍した高原の評価は、サッカーどころの清水市では依然高いのだ。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
【サッカー/J2】元日本代表FW高原直泰が東京ヴェルディに完全移籍「J1昇格のために全力で頑張ります」
スレリンク(mnewsplus板)