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12球団と日本野球機構(NPB)は16日、都内で実行委員会と機構理事会を開き、2月18日の侍ジャパンの練習試合(対西武、サンマリンスタジアム宮崎)を無観客試合とすることを確認。
日本代表試合を非公開とするのは過去に例がなく、あえてシークレットにすることで日本国内で行われる1次、2次ラウンド(ヤフードーム、東京ドーム)を盛り上げる狙いがあるとみられる。
サッカーの日本代表では大会直前、戦術面の練習などを非公開にすることはよくある。
未知の相手と戦う国際試合。サッカーを見習ったわけではないが、ある球団代表は無観客試合とする理由について
「(本番)直前なので、鉄のカーテン的な秘密練習を含めてやりましょうということになった」と説明した。
テレビ中継を含めてメディアもシャットアウトする方向で、今後は山本監督ら現場と調整。当初は有料試合を予定していたためチケット売り出しも中止することになった。
2月15日からの宮崎合宿では、18日の西武戦と17日の広島戦の2試合を予定。
ここで現在33人の代表候補を28人に絞り込むため、貴重な実戦となる。17日は予定通り有料として満員を目指し、18日については非公開とすることで、直前の注目度を高めるのが狙いのようだ。
営業的には日曜日の17日は観客動員が見込める一方、月曜日の18日は苦戦を強いられるという側面もある。侍の商品価値を高め、注目度アップを狙った無観客試合の効果が期待される。
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