13/01/15 10:03:53.94 0
(>>1の続き)
これは1993年にJリーグがスタートし、1998年には日本代表がW杯初出場したことでサッカーを取り巻く環境が
変わったことが大きいだろう。それ以前のサッカーはマイナー競技で、
一部の盛んな地域や強化に力を入れる特定の高校が強さを誇る状況が続いていたわけだ。
それが静岡、埼玉であり、帝京などの高校だった。
だがサッカーに注目が集まり、Jリーグのクラブが各地にできるようになると、
すべての都道府県にサッカーの強化を図る高校が現れるようになった。加えてサッカーは実力差が出にくい競技。
好素材を集め適切な指導をし、上手く戦えばトーナメントを勝ち上がることもできる。
そんなこともあって高校全体のレベルが上がり強豪が順当に勝てない構造になったのだ。
今大会では静岡代表の常葉学園橘、埼玉代表の正智深谷はともに1回戦PK負けに終わっている。
だが、両県は今もサッカーは盛んだし、レベルも高い。
両県の代表が選手権でなかなか勝ち上がれなくなったのは、好選手が分散してしまうこともあるだろう。