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なでしこジャパン(日本女子代表)のMF澤穂希(INAC神戸)は10日、女子サッカーがロンドン五輪で成功を収めたことについて、世界的にさらに発展していくためには新たな「スーパースター」が必要だと語った。ロイター通信が報じている。
初優勝を飾った2011年女子W杯では得点王とMVPを獲得し、11年度の女子FIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)にも選出された澤。
昨夏のロンドン五輪にも出場し、アメリカとの決勝では惜しくも敗れたものの、自身4度目の五輪出場で念願のメダルを獲得した。
ロンドン五輪では集客数で成功を収め、日本でもなでしこ達の活躍で一躍有名となった女子サッカーだが、まだまだスポーツ界では認知度が低い。
男子サッカーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは世界中のどこでも知られているが、メッシとともに今季バロンドールを受賞したアメリカ代表FWアビー・ワンバックについてはあまり知られていないのが現状だ。
2020年五輪招致アンバサダーに就任した澤はこの日、『ロイター通信』の取材に対し「ロールモデルやスーパースターの存在はとても重要です。
例えばアメリカでは、ワンバックがスーパースターですよね。女子サッカー界にもっと多くのスーパースターがいれば、子供たちに影響を与えることができ、未来の世代へと繋げることができると思う」とコメント。
世界に向けてアイコンとなれる存在を待ち望んだ。
バスケットボール界では、NBAで活躍した姚明(ヤオ・ミン)の登場とともに中国でのバスケットボール人気が飛躍的に向上。
また、英国においてサイクリングは長らく娯楽の域を出なかったが、ブラッドリー・ウィギンスのツール・ド・フランス優勝で国内で人気のスポーツとなった。
澤は「選手の視点で言えば、最も大事なのはW杯や五輪で良いパフォーマンスと成績を残すこと」とビッグイベントでの活躍をポイントに挙げた。
また、現在34歳の澤は自身の将来について、「将来どうなるかは本当に分かりませんし、現段階では何も言えません。みなさんに言えることは、女子サッカーに興味があるということだけです」と語っている。
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