13/01/09 15:12:41.52 0
セの3年連続の減少は、阪神の不振が大きく関係している。
最近5年間を振り返ってみると、'12年の数字が、さらに考えさせられるものであることが分かる。セ・リーグは'09年の2万9380人をピークに3年連続の減少。パ・リーグも'10年の2万2762人から2年連続の減少となっている。
プロ野球全体の平均で見ても、'09年の2万5926人から2万4734人と、1試合当たり1192人の減少だ。プロ野球の年間試合数は864試合だから、年間で延べ約103万人もの観客減ということになる。
'12年、セ・リーグが少しマイナスになった一番の原因は阪神の不振だ。借金20の5位に終わったことで、'11年の4万256人から3万7886人と激減した。
阪神が5位以下になったのは'01年以来、11年ぶり。阪神ファンは神宮や横浜の観客動員にも大きく関係しているため、セ・リーグの景気が阪神の戦いぶりに左右される面があることは否定できない。
◆パを制した日本ハムでも、動員力の低下が起きていた!
パ・リーグで問題なのは、優勝した日本ハムが'11年より6.6%も減ったことだ。栗山英樹監督の1年目で、西武やソフトバンクと競り合った末の優勝だったから、話題性は高かった。
それでも2位だった'11年の2万7644人から、2万5813人に減っている。
最大のスターだったダルビッシュ有(現レンジャーズ)が米大リーグに行って抜けたことはあるが、基本的に週に1回程度の登板しかなかったダルビッシュ1人の影響力が、そこまで大きいとも思えない。
やはり動員力そのものが下がっていると考えざるを得ず、チケット価格のさらなる細分化など、ビジネスを進化させる必要がありそうだ。