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同誌の記事に続いて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」も北京五輪会場の現状をレポートした。
それによると、「鳥の巣」競技場は建設に4億7100万ドル(約337億円)がかかっており、この費用を払い終わるまで30年かかる上、
9万1000席ある鳥の巣の昨年の維持費は100万ドル(約8000万円)だったと報じた。
通常ならば、五輪会場は1964年の東京五輪のメイン会場だった国立運動会場のように再利用されるのだが、
この鳥の巣は五輪後、香港の映画俳優のジャッキー・チェンがコンサートを開いたり、サッカーの国際試合やオペラなどを開催したものの、
結局数えるほどしか利用されていないと同紙は伝えている。
それでも、維持・管理されているのはまだましで、野球場やバレー、カヤック、カヌーの競技会場はまったく手入れされておらず、荒れ放題のままだ。
このような惨状の原因は五輪会場が北京市中心部から15キロ以上も離れた郊外にあることで、住宅地からも離れており、北京市民も利用できないためだ。
これらの五輪施設は、建設計画段階でも五輪後の再利用についてはまったく考慮しなかったことから、
オリンピックが終わってしまったいま、だれにも見向きもされない遺物となってしまったといえそうだ。
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)