13/01/03 17:51:15.53 0
ソチ五輪まであと1年。女子のフィギュアスケートは浅田真央(22)とキム・ヨナ(22)の対決に注目が集まる。
その前哨戦ともいえる大会が3月に行われる世界選手権(カナダ)だ。
バンクーバー五輪で女王の座についたキムは昨季は完全休養。
12月のNRW杯(ドイツ)で復帰すると、今季世界最高を上回る合計201.61点をマークして圧勝した。
だが、フリーの演技ではコンビネーションジャンプで回転不足があり、着地した直後に尻餅もついた。
それでも今季、唯一の200点超えとなったのは表現力とイメージだ。
フィギュアは細かい採点項目の他に、氷上で自分がつくり出す世界に、見ている者をどれだけ引き込めるかが重要だ。
「その点においてキム・ヨナの演技は抜群だ。他の選手にはない知性も感じられる」と評す声が少なくない。
いくつかミスをしても高い得点が得られるだけのイメージが審判団に定着している。
つまり、浅田が完璧な演技をしてもキムの得点を上回ることは難しい。
「フィギュアの採点は公平ではない」といわれるゆえんだ。
こんな状況を打ち破るには、ノーミスの演技に加え、今季封印しているトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶしかない。
世界選手権で浅田がキム・ヨナを叩けば審判団のイメージは変わる。ソチ五輪ではそれがアドバンテージにもなる。
キム・ヨナのショートプログラムは「吸血鬼の接吻」。
浅田のフリーは「白鳥の湖」。白鳥がトリプルアクセルを跳んで華麗な舞を見せれば、吸血鬼は倒せる。
URLリンク(gendai.net)