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小林よしのりのコラム
●AKBの魅力がわからないものは感性が鈍磨してるのだろう、南無阿弥陀仏
その彼女たちの真っ直ぐな努力、あくなきサービス精神、日々美しくなっていく
目移りさせる魅力の数々、目を釘付けにするダンスの面白さ、
秋元康の作詞のコンセプトの明快さと斬新さ、楽曲の素晴らしさ、
これらのすべての創作努力の結晶が、
巨大な「国民的スター」を誕生させるに至った。
いまどき「国民的」 と言えるスターの誕生は
ものすごく難しいと思われていた。
人々の趣味が多様化して「蛸壺化」 していると言われていたのだ。
これで今年のレコード大賞をAKBがとらなかったら、確実にインチキだろう。
しかしAKBがこれほどまでの大メジャーになってしまっても、
まだその魅力がわからない者がいるのが不思議である。
一体どこまで感性が鈍磨してるのだろう?
人々の趣味が「蛸壺化」してしまって久しい。
蛸壺の中で浦島太郎みたいに時代の変化を停止させ、
そのうちその蛸壺からもう出てこなくなったタコがいるのだ。
そして彼らが蛸壺から出てこなければならなくなったときには、
もはや自分がすっかり白髪で皺だらけになってることを知るだろう。
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・。