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松井、2年連続で“無所属”で年越し ちらつく現役引退の影 2012年12月26日 紙面から
FA日本人選手の来季所属先がなかなか決まらない。松井秀喜外野手(38)=レイズからFA=は昨季に続き2度目の
“越年”が決定的。現役引退危機さえささやかれている。松坂大輔投手(32)=レッドソックスからFA=もパドレス
をはじめ、複数球団が獲得に向けた関心や興味を示すも、残り1週間となった年の瀬になってもなお“本決まり”には
ほど遠い。需要が多いはずの救援左腕、高橋尚成(37)=パイレーツからFA=も浪人中だ。
来年はどこのユニホームに袖を通しているのか、その動向が注目される。
巨人在籍時はクリスマス更改を常としていた松井だが、残念ながら、今冬も昨年に続き、無所属のまま除夜の鐘を聞く
ことになりそうだ。
一時はアストロズ入りが有力視された。ア軍は今季から“くら替え”でア・リーグ西地区に参入。ナ・リーグでは不要
だった指名打者(DH)を補強ポイントに挙げ、ルノーGMも11月のGM会議(米カリフォルニア州)で「松井獲得
を検討している。プレーする機会から少し離れているが、彼は今も得点を生み出す能力の持ち主」とべた褒めした。
今月上旬のウインターミーティングでも「(獲得)決定は年明けになる」(同GM)とややトーンダウンながら、
ポーター監督が「松井のように経験豊富で若いチームの手助けができるベテランを加えたい」と語るなど“ラブコール”
はやむ気配がなかった。今の松井ならば、比較的“安価”での獲得が可能で、育成重視で補強費節約のア軍にとっても
利害が合致する理想の選手だった。
だが「DH専任ではなく外野手もできる選手がいい」(同GM)と言っておきながら、実際に獲得し、今月17日に発表
したのは、内野手のカルロス・ペーニャ(34)。左の長距離打者という松井と丸かぶりの選手で、事実上、
松井のア軍入りも消滅となった。
今季レギュラーシーズン終了時に「時期が来れば決断する。その時自分がどう感じるか」と語り、現役引退の可能性に
ついても言及した松井。ア軍入りという選択肢がなくなる中、松井が言うところの“時期”が確実に近づいている。
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