12/12/21 12:39:08.21 i
一部抜粋
何億円という数字が飛び交う契約更改シーズン。景気のいいのは結構だが、一般の企業は長く続いた円高、株安などの影響で苦しんでいるところも多い。プロ野球だけ、こんな大盤振る舞いが続くのだろうか。
プロ野球人気はそれほど盤石だっただろうか? 球団経営は右肩下がりなのに大丈夫かと不安が頭をもたげてくる。
私はヤクルト、巨人、阪神と3球団を経験した。どこの球団も本当に緻密に査定をしていて、調停となりコミッショナーの裁定になっても絶対負けないだけの材料をもって更改に臨んでいる。
そして、球団側が2人、3人と複数で交渉の席につくのに対し、選手は自分1人。選手側が圧倒的に不利なわけだが、たまには球団も言うことを聞いてくれた。
ひと昔前の査定は「どんぶり勘定」と批判されたものだが、このいかにも日本的なやり方で、丸く収まっていたのだろう。考えてみれば牧歌的な時代だった。
時代は変わった。私と球団の攻防は球団経営にまだ余裕があったころのこと。「球団はもうかっているんでしょう。税金を払うくらいなら、年俸として選手に還元して下さい」という言い方ができた。
今黒字なのは12球団中2,3球団くらいだろうか。野球界のなかの噂だから、アテにはならないかもしれないが、球団を売却したがっているところもあると耳にする。
選手会の発表によると2012年の平均年俸は3816万円。5年ぶりに下がったというが、ダルビッシュ有ら高額選手のメジャー移籍の影響もあるといい、野球界はまだまだ恵まれている。1億円プレーヤーがまだ78人もいるのだ。
球団経営の実態と言えば地上波の中継がほとんどなくなり、特にセ・リーグにはその穴埋めができていない球団が多い。選手は気づいていないかもしれないが、野球界は危機的状況なのだ。
>>2以降につづく
URLリンク(www.nikkei.com)
1 :2012/12/20(木) 09:47:37.50
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