12/12/21 14:57:31.89 nugHlXP+0
>>300
MLBに出て行った日本人選手が、日本野球の代表として活躍してるように演出できてるうちは良かったんだけど、
現実としては一個人である日本人選手が、個人でMLBに行って、個人以外の何も背負わずに、個人でMLBを戦ってるからだよ
彼らはあくまでメジャーに行った日本人選手であるだけで、日本人選手の代表じゃない。
そして彼らの経験はあくまで彼ら個人のものに留まる。
考えてみればそれが当たり前なんだ
でも、それじゃ日本に居残って見てる側は段々とつまらなくなっていくんだよ。
当然のことだが、日本で生活している一人のスポーツファンである自分と、MLBで活躍してる選手とは段々と繋がりをなくしていくのだから。
海外で活躍できる選手というのは確かに凄い。スポーツ界の中では英雄だ。
だが、それだけでは日本のしがない一個人を熱狂させ続けるのは無理がある。
しかし、これがサッカーのナショナルチームの戦いとなると様相が大きく異なる。
彼らは紛れもなく日本人選手の代表であり、サッカーにおける日本国民の代表なんだ。
そして代表選手は往々にして強い責任感と誇りを持ち、日本の代表選手であることを自覚して日々の研鑽に勤める。
だから海外リーグで彼らがプレーしていても、その敬虔は日本代表に還元されるものとなり、
引いては日本国民であるサッカーファンの為のものとなる。
サッカーでは冗談無しに、これが現実のものとして動いている。
そういう現代における壮大なおとぎ話が代表サッカーの人気の源泉なんだと思う。
その分Jリーグがちょっと割りを食ってるというところもあるけど、JにはJでいつか世界のビッグクラブになるという夢がある。
でも、プロ野球にはそういうものが本当にない。
野球に関係のない国民を熱狂させられるだけのおとぎ話を提供できないんだ