12/12/21 14:16:16.84 tLY4hGlj0
そういえばJリーグがチーム名から企業名をはずそうとした時、ナベツネが
激しく抵抗したことがあったなあ。
本音は「会社の言うことを聞けば面倒は見てやる」ということだったのだろう。
日本のプロ野球機構は閉ざされたギルドである。内輪で利益を山分けし、
新規参入を認めない。ナベツネはその論法をJリーグにも持ち込もうとした。
と言うより、あの老人はサッカーが世界とつながっていることを知らなかったのだ。
プロ野球と同じ道は歩まないという決断をしたJリーグは、その後未開の道を
突き進むこととなる。どう見ても赤字のプロ野球チームに一億円プレイヤーが
ごろごろいるのに、Jリーグは浦和レッズでも数人いるかどうかである。
おまけに 地域密着を謳うために巨人のような全国区人気のチームが生まれず、
キー局の 放映権料が望めなくなっている。だからテレビにとってはそれほど
魅力的な コンテンツではない。
17年目を迎えた今、収入面においてJリーグが大成功を収めているとは言い難い。
さて、どっちがよかったのか。
それはもう今がいいに決まっている。
等々力競技場でわたしはしみじみ思った。Jリーグ、いい感じなのである。
サポーターの応援は熱く、それに応えるべく選手たちもピッチで躍動している。
私のような素人にもレベルの高さが分かった。ハッとするプレーがいくつもある。
16年前には見つけられなかったことだ。だいたい全体の景色が美しい。
地元チームがあれば町は盛り上がることだろう。開幕戦はどこも満員だった。