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さらば広島‐。来季から浦和レッズへ完全移籍するサンフレッチェ広島のDF森脇良太(26)が19日、広島市内で移籍会見を行った。
移籍理由として「新しい環境で一からスタートしたかった。W杯ブラジル大会も目標」と話した。中学時代から広島の下部組織で育った生粋の広島男児が、心機一転夢を追いかける。
目にはうっすらと光るものがあった。しかし、何度もグッとこらえた。生まれ育った広島を離れる覚悟と決意。森脇は一つ一つ言葉を選びながら思いの丈を伝えた。
9月下旬にオファーが届いた。チームは優勝争いの真っただ中。浦和にいる元サンフレ戦士の槙野、柏木や広島のチームメートにも相談しなかった。
決断したのはクラブW杯終了直後。「素晴らしい環境で心地よかったが、甘えている自分がいた。新しい環境で一からスタートしたかった」と新天地を選んだ。
浦和でも“広島魂”を継承する。持ち味について常々「気合」と口にする26歳は、がむしゃらに泥くさくボールを追いかけるのが身上だ。
ペトロビッチ監督の下、4年間プレー。戦術への理解度はアドバンテージがある。しかし、タレント集団のビッグクラブだけに、レギュラーの壁は高い。
背番号について「まだ決まっていない。もらえたらいいなぁ」ととぼけるも、すぐに気持ちを切り替え「自分はへたくそ。来年が勝負だし、とにかく必死にプレーする。サンフレでやってきた誇りを胸に頑張る」
と定位置獲得に意欲をみせた。さらに14年W杯ブラジル大会についても目標とし、日本代表復帰に意欲をみせた。
会見の最後を「恩返しは浦和で活躍すること」と締めくくり席を立った。キャリアアップのため広島を飛び出す。その瞳に一点の曇りもない。
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