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巨人新５番！メジャー６１発マギー内野手獲得へ！
巨人が、米大リーグ・ヤンキースからＦＡになった、ケイシー・マギー内野手（３０）の獲得を目指している
ことが１９日、分かった。メジャー通算６１発を誇る右のパワーヒッターで、ブルワーズ時代の１０年には
２３本塁打をマーク。今季はシーズン途中にパイレーツからヤ軍にトレード移籍し、ア・リーグ東地区の連覇
に貢献した。守護神候補のマニー・アコスタ投手（３１）に続く補強で、連続日本一を目指す。
日本一連覇を目指す原巨人が、さらなる戦力補強に動いていた。球団では、一塁を守れる右の強打者を中心に
リストアップ。ヤンキースからＦＡになったマギーの獲得に乗り出したことが、関係者の話で明らかになった。
マギーはブルワーズ時代の０９年９月１２日のダイヤモンドバックス戦で、新人選手として球団タイ記録となる
１試合６打点をマーク。その年、ルーキーではリーグ最多の６６打点を挙げた。１０年には自身の年間最多
となる２３本塁打を放っている。右足に体重を残す打撃フォームが特徴で、体が投手側に突っ込まないため、
変化球の多い日本人投手にも対応できそうだ。
今季、パイレーツからトレード期限となる７月末にヤンキースに移籍。左手首の骨折で離脱した主砲の
アレックス・ロドリゲスの代役としてチームに加わった。８月下旬にマーク・テシェーラが左ふくらはぎを負傷。
主力が相次いでリタイアする緊急事態で、一塁だけでなく、二、三塁も守ることができるマギーが活躍。
ア・リーグ東地区の連覇に貢献した。優勝を決めた１０月３日のレッドソックス戦では先発・黒田や、
イチローらとともに歓喜の輪に加わった。
マギーの獲得に成功した場合、阿部の後ろを打つ「５番打者」として期待している。今季は主に村田が担ったが、
打率２割５分２厘、５８打点、１２本塁打と爆発力に欠けたことは確か。４番の阿部は来季、間違いなく他球団
から徹底マークされ、勝負を避けるような四球が増えることは確実。５番に「打てる打者」を据えることが
課題だっただけに、メジャー通算６年間で６１発、２８３打点を挙げたマギーは、まさに打ってつけといえる。
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