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阿部寛(48)主演の関西テレビ、フジテレビ系連続ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」
(火曜後10・00)の第9話が11日に放送され、平均視聴率が4・5%(ビデオリサーチ調べ、
関東地区)だったことが12日、分かった。
初回は13・0%、第2話は8・9%、第3話は8・4%、第4話は7・7%、第5話は6・5%、
第6話は5・9%、第7話は5・9%、第8話は5・6%で、9話までの平均は8・1%。
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かつては30%に迫る平均視聴率を上げた「ロングバケーション」などでトレンディドラマの
“高視聴率の女王”として名を馳せた山口。
95年に俳優・唐沢寿明と結婚したあとは仕事を減らし、しばらくは休業状態だった。
その後、旅番組などに単発的に出演するなど、芸能活動を徐々に再開していたが、
今回ついに“主戦場”である連ドラに本格復帰したのである。
「フジサイドとしても、フジのドラマ黄金時代を作った1人である山口になんとか女優として
もう一花咲かせてもらいたいという親心とともに、低迷の続くドラマを立て直したいという思惑もあった。
トレンディドラマの名プロデューサーで今はフジの常務として編成を牛耳っている大多亮氏
も非常に期待していたそうです」(芸能関係者)
期待感を示すように共演者には西田敏行、宮崎あおいと主演クラスが顔をそろえ、
監督もカンヌ国際映画祭で賞を獲得した実力者、是枝裕和氏と豪華スタッフだった。
「ただ中身は、山口がお母さん役をやっているだけのホームドラマ。
松嶋菜々子が完全復活した“家政婦のミタ”のような意外性もない。そもそもドラマの
“固定客”である若い女性はもう山口の全盛期を知らない世代になっているのです」(放送関係者)
あまりの惨敗ぶりに、山口の今後も心配されている。
「山口の“普通っぽさ”はトレンディドラマにはハマりましたが、その雰囲気は今のドラマ
にはあまり合ってないことが見えてしまった。数字が取れないと他局も山口を使うのは躊躇
するだろうし、女優として厳しい局面を迎えています」(同前)
かつて“連ドラクイーン”と呼ばれた輝きが、戻ることはあるのだろうか。
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