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先発かリリーフか、外野かDHか
<その瞬間、うれしそうに…>
日本ハムが大谷翔平(18=花巻東)に提示した二刀流プランの具体的な中身が明らかになった。
投手と野手、両方にチャレンジするのは分かるとして、方法はさまざま。外野を守りながら
終盤のピンチでリリーフをするのも、先発の合間に野手で出場するのも二刀流だ。
担当記者によれば、日ハムが大谷に提示したのは、中5、6日で先発しながら、投げない日は
DHか外野手で出場するというもの。編成から栗山監督には
「送球もまったく問題ないし、外野ならすぐにでもできる」との報告がいっているとはいえ、
中田、陽、糸井の外野陣は鉄壁。外野手としての出場は当面、故障者が出た場合に限定されそうだ。
チーム内には野手として出場しながら、リリーフで登板させるプランもあったものの、
「リリーフは難しいので、専門職に任せたい。とりあえず先発から始めたらどうか」という
栗山監督の意向で、おそらく先発としてスタートを切る。したがってキャンプは野手と投手、
両方のメニューを消化する必要がある。3日の交渉後、父親の徹さんは
「初めに打者でいくと打者で終わってしまう」と言った。大谷は投手にこだわりがあるだけに、
本人の意思を代弁したのだろう。
「徹さんですら、プロで大谷が投手として大成するまでには時間がかかると思っている。
だから両方やって、野手の方がよさそうだったら、1年くらいで投手に見切りをつけられて
しまうかもしれない。大谷はそれが心配で仕方なかった。だからこそ栗山監督に直接、
起用法を聞いておきたかったのでしょう」とは日ハム担当記者。
これに対し、栗山監督は「投手と野手、両方やらせるのは自分の夢でもある」と言い、
フロントと共にこんな趣旨のことを告げたという。
「中田も吉川もそう。将来性のある選手、チームの柱になる可能性を持った選手は、
たとえ結果が出なくても使い続けていく。日ハムはそうやって選手を育てる」
投手としても長い目で見ると言われた大谷は、その瞬間、うれしそうな表情を浮かべたそうだ。
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