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清水のFW大前元紀(22)が来年1月、ドイツ1部ブンデスリーガのデュッセルドルフに完全移籍することが確実になった。
2日までに複数年契約、年俸などの条件面でクラブと大前サイドで基本合意に至った。来年1月上旬にドイツへ渡り、メディカルチェックを受けた後、正式サインを結ぶ見通しだ。
デュッセルドルフは今季から1部に昇格。15節終了時で4勝6分け5敗の勝ち点18、暫定13位と健闘している。ただ、右MFは負傷者もあり、韓国代表のサイドバックDF車ドゥリが務めるほど人材が不足。
クラブはこの冬、最大の補強ポイントに挙げ、調査を進める中でスピード、得点力のある大前に白羽の矢を立て、11月に獲得オファーを出していた。
大前は今季リーグ戦で13得点を挙げ、清水の中心選手として年間を通じて活躍し、ナビスコ杯準優勝にも貢献。「チャンスがあれば挑戦したい」と口にしていた海外移籍が、ついにかなうことになる。
すでに9人の日本人がプレーしているブンデスリーガ。大前が満を持して渡独する。
◆大前 元紀(おおまえ・げんき)1989年12月10日、神奈川・横浜市生まれ。22歳。千葉・流通経大柏高で07年度全国選手権優勝&得点王。07年の全国総体、全日本ユースでも得点王を獲得。08年に清水に加入。
11年途中、スピードと決定力を武器に主力の座に定着。J1通算83試合24得点。166センチ、67キロ。血液型O。
◆フォルトナ・デュッセルドルフ ノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフを本拠とし、1908年に創設された。32~33年シーズンにリーグ優勝。
欧州カップウイナーズカップ(現欧州リーグ)で準優勝するなどの古豪。ホームスタジアムはエスプリ・アレナ(5万4600人収容)。
80年代には低迷期も味わったが、11―12年シーズンで2部3位となり、16季ぶりに1部昇格を果たした。ノルベルト・マイアー監督(54)が指揮を執る。
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