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北、“チャンプ”陥落危機 “サッカー世界王座”戴冠から１周年
2012.12.02
世界中のファンから、広く認知されている“サッカー世界王座”。昨秋に日本代表からタイトルを奪取した
現王者の北朝鮮代表が、じわじわと防衛日数を伸ばしている。
英国発祥の「サッカー非公式世界王者（ＵＦＷＣ）」は、ボクシングの世界戦と同様に現王者が敗れれば
タイトルが移動する方式をとっている。
前王者の日本は２０１０年１０月の親善試合（さいたま）で、強豪アルゼンチンを１－０で下して初戴冠。
１６試合連続無敗で防衛記録を伸ばした。しかし昨年１１月のＷ杯アジア３次予選で、敵地で北朝鮮に
０－１で敗れ、在位４０３日にして王座から陥落した。
北朝鮮は結局、Ｗ杯最終予選への進出を逃したが、これが長期政権の追い風に。欧州や南米の列強と
強化試合を組むでもなく、同じくＷ杯への道を絶たれたアジアの格下相手に、８度の防衛戦をくぐり抜けてきた。
ＦＩＦＡ世界ランクでは８１位ながら、王座に就いて先月１５日で１周年。マイナー国の健闘は好事家の
マニア心を刺激してやまないが、今週末から試練の４番勝負が「千里馬」（北朝鮮代表の愛称）を待ち受ける。
１日に香港で東アジア杯予選２次ラウンドが開幕。北朝鮮は１日に台湾、３日にグアム、５日に豪州、
９日に香港と対戦する。過密日程に加えて、世界３３位の豪州はこれまでの挑戦者とは別格の難敵だ。
ＵＦＷＣ公式サイトは「豪州はほかのどの参加チームより強そうだ」としつつも、
「サッカーでは、特にＵＦＷＣにおいては、どんなことだって起こりえる」と指摘。
まずは世界ランク１７６位で、初の“世界戦”に臨む台湾の番狂わせに期待を寄せている。
（※宵宮祭φ ★注：台湾－北朝鮮戦は、1-6で北朝鮮が勝利しました。）
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昨年１１月１５日、Ｗ杯アジア３次予選で日本を破って“王座”についた北朝鮮
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北朝鮮“世界王者”１周年の戦績
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The Unofficial Football World Championships
URLﾘﾝｸ(www.ufwc.co.uk)