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サポーターに頭を下げる三木谷会長
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必然のエンディングだった。勝利がJ1残留の絶対条件と分かっていたはずの神戸だが、
決定機すら満足につくれない。まさに完敗。
05年以来、2度目となるJ2降格を告げるホイッスルが鳴った瞬間、2万人のスタジアム
に漂ったのは、あきらめの空気だった。
05年に涙でサポーターに謝罪した三木谷会長は、この日も大きなブーイングを浴びな
がらセレモニーのあいさつに立つと、「すべての責任は私にあると思います」と潔く頭を下げた。
迷走のきっかけは4月にあった。
神戸の顔である和田監督を同会長の強い意向で解任し、代わりに西野監督を招く。
ところが、このトップ主導の人事がねじれ現象を生んだ。
強化担当者は西野招へいに消極的だったため、当初から指揮官と現場フロントの
意思疎通はスムーズさを欠く。
さらに夏の補強に失敗し、西野サッカーも軌道に乗らなかったことで亀裂は深くなった。
東京の最高責任者を筆頭に神戸のフロント陣も違う方向を向き出した結果、
西野前監督のサポート役は皆無に。
究極のカンフル剤として西野解任を決断したものの、クラブに漂う空気に不安を覚えた選手
たちは最後までプレーに集中できる環境になかった。
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選手、安達監督には温かな拍手を送ったサポーターだったが「すべての責任は私にあります」と
スピーチした三木谷会長に対しては「(降格は)お前のせいじゃ、ボケ」などと厳しいヤジも浴びせられた。
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【サッカー/Jリーグ】J2降格の神戸・安達監督、サポーターに涙の謝罪 三木谷会長らにはブーイングも
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