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◇J1最終節 C大阪―川崎F(2012年12月1日 長居)
ケガ人も総動員で残留を決める―。C大阪は27日、大阪市西成区で練習を再開。引き分け以上でJ1残留が決まる最終節の川崎戦(12月1日、長居)に向けて、オフ明けでは超異例となる紅白戦を実施した。
緊張感たっぷりの雰囲気の中、約40分間にわたって選手たちの動きをチェックしたレヴィー・クルピ監督。
右かかと痛のMF柿谷、左足首痛のMF丸橋は紅白戦に入らず完全別メニューとなったものの、指揮官は「明日から合流させる。ギプスをさせてでも使う」と強行出場させる方針を示した。
その意図は2人にも伝わっている。24日の広島戦を欠場した丸橋は「だいぶ痛みはなくなってきているし勝つしかないんで」と意欲的で、痛み止めを使用して出場することを示唆。
今季ここまで11ゴールを挙げチーム得点王の柿谷も「痛みはあるけどやるしかない」と抱負を語った。
対する川崎には、00年第1ステージ最終節でJ1優勝を阻止され、さらに06年最終節ではJ2降格の引導を渡された。因縁の相手から勝利をもぎ取り苦い思い出も払しょくする。
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