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Ｊ１昇格プレーオフ決勝の前日会見が22日、日本サッカー協会で行われた。Ｊ２で今季５位の千葉からは木山隆之監督とＭＦ佐藤勇人が、同６位の大分からは田坂和昭監督とＦＷ森島康仁が出席した。
リーグ上位のチームが有利になる規定により、引き分けでも昇格が決まる千葉だが、木山監督は「引き分けでもＯＫというアドバンテージはアドバンテージにならないというのが準決勝で証明されています。受け身になる必要がない。
勝ってＪ１に、という思いを持って、チームが戦えば（いい）。それがカギになるポイントです」と下位チームが共に勝利した準決勝を引き合いに出して、勝利を狙うことを宣言した。
飛行機の到着が遅れ、会見に45分間遅刻した大分側は、恐縮しながら登場。フォトセッションの後、千葉の２人と入れ替わりで会見に臨んだ。
京都との準決勝で４得点をマークし注目の森島は「千葉は僕だけを消してくるチームじゃない。千葉は強いチームだし、（集中マークで）対森島になってくれたら、違う選手が空く。
ＦＫをとってくれたら、（自分が）シュート打てる」と作戦の一部を暴露してしまった。
「言うなよ！」と苦笑いの田坂監督は、リーグ戦で６位ながらＪ１昇格のチャンスをつかんだことについて、
「まんまとＪリーグの策にはまった」とニヤリ。「３位のチームには申し訳ないですけど、６位のチームに可能性があるのは、Ｊ２も活性化されるでしょうし、気持ちの分でもいい効果をもたらしているのでは。プレーオフはやりがいがありますね」と熱く語った。
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