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日本代表の背番号10・香川真司や、ディフェンスの要・吉田麻也の移籍でがぜん注目が集まるこのフットボールの「聖地」を、権威あるイングランドフットボール記者協会元会長であり、最大発行部数を誇る「ザ・サン」元主筆アレックス・モンゴメリーが紹介する。
「日本人選手はプレミアリーグで活躍できるのか」そんな疑問をお持ちのかたもいらっしゃるだろう。そこで今季のプレミアリーグの数試合を参考資料として、私の意見を述べさせてもらうが、あくまでも数試合のみの判断であることを強調しておく。
それゆえ、厳しい意見に聞こえる部分もあるかもしれないが、一人の親日家として思いは皆さんと一緒だ。心の底から彼らの成功を願っている。
プレミアは欧州の中でも最もフィジカルコンタクトに寛容なリーグである。つまり、プレーしている選手からすれば最も肉体を消費するリーグである。このプレー環境の中で、香川が成功するための条件を2つ挙げたい。
■香川真司、成功への条件
【条件1:中盤でのサポートアップ】
香川がファイナルサードで孤立しながらボールを受けて激しくクラッシュされるシーンが多くなればなるほど、マンチェスター・ユナイテッドのチャンスは少なくなる。
イギリス紙の中には、「(9月23日に行われたプレミアリーグの)リヴァプール戦での香川はファン・ペルシーをサポートできず、エースの孤立を招いた」という厳しい論調もあったが、そもそも、香川へのサポート自体が少ないのではないか。
私はリヴァプール戦での苦戦の理由は、中盤のギグスとキャリックの不調にあったと思う。とくにギグスのパフォーマンスはひどく、香川に良質なパスをまったく供給できていなかった。
また、両ウイングのナニ、バレンシアも攻撃が単調になりがちで、香川とのコンビネーションはまだまだといった印象だった。
このあたりを改善できれば、香川の持ち味であるペナルティエリア付近での敏捷性、タテへの突破、冷静なフィニッシュワークがより生かされると感じた。
>>2以降につづく
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