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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)3連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」。山本浩二監督(65)は栄えある初陣に臨むが、観客動員も視聴率も寂しくなりそうな、木枯らしが吹き荒れている。
キューバとの国際親善試合を翌日に控えた15日は、会場のヤフードームで練習。アジアシリーズを終えた巨人勢も合流し、
山本監督は「全員がそろい、キャプテン(巨人・阿部慎之助捕手)もしっかり声を出してくれた。あしたからの強化試合で、各選手が自分の持ち味を出してくれれば」と奮起を期待した。
一方、キューバのメサ監督は「日本のリーグのいい選手が2、3人欠けていて、米国でプレーする選手もいないことを知っている。日本チームの選手の名前はよくわかっていない」と率直に語った。
ファンの反応も正直だ。メジャー組が不在で、国内組もオールスター級の多くが出場を見合わせたからか、前売り券は1万枚余しか売れていない。
同じ球場でソフトバンクは今季、1試合平均3万4000人弱の観客を集めたが、日本代表は完敗の気配だ。
報道陣の熱も弱い。日本シリーズの前日には各局のエース級女子アナが集結したが、この日は2人だけ。
地元メディア関係者は「こちらの野球ファンの関心事は、侍ジャパンより寺原でしょう」と明かす。
オリックスからフリーエージェント(FA)宣言した寺原隼人投手(29)がこの日、古巣のソフトバンクと神戸市内で交渉。復帰が確定的なこともあり、福岡から多くの報道陣が出張っていたのだ。
最大の逆風は、野田首相が出し抜けにぶち上げた衆院解散だ。よりによって侍ジャパンの船出となる16日に“正面衝突”。
午後7時のプレーボールは、NHKの看板報道番組「ニュース7」と丸かぶりする。地上波で全国中継を担当するTBSは大打撃だ。
14日夜に行われたサッカー日本代表のW杯最終予選オマーン戦は、平均視聴率30・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をたたき出した。
侍ジャパンは親善試合ではあるが、日の丸を背負う以上は2けたは超えたいところ。各局関係者の予想ラインも10%前後だ。
>>2以降につづく
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