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2012年11月2日 掲載
2日で2回目だが、食指が動く人はどれだけいるのか。
フジテレビが今秋、鳴り物入りで投入したバラエティー「アイアンシェフ」
(金曜19時57分~)である。
目新しいタイトルだが、何てことはない。93年から6年間放送した「料理の鉄人」の
焼き直しだ。英語の番組名も世界80カ国で放送された当時のものをパクっただけ。
それでも初回(先月26日)は2時間の拡大版をこしらえた。
局の期待は大きかったようだが、視聴率は10.7%(ビデオリサーチ調べ、
関東地区)。視聴者の目はシビアだった。
それもそのはず、前回の放送開始から20年近くになるというのに、代わり映えしない。
鉄人と挑戦者が制限時間内で味を競う料理バトルである。初回を見たグルメ評論家の
友里征耶氏も呆れたひとり。
「『料理の鉄人』が終了して13年、外食業界は激変しました。ミシュランや食べログの
普及で、今や“一億総グルメ評論家”時代です。ネットで調べれば有名料理人の情報が
あふれている。わざわざ番組を見る必要があるのでしょうか。
また、有名料理人ほど番組に出演するメリットは薄い。
たとえば『和』の鉄人の黒木純氏はミシュランで1つ星。2つ星、3つ星のシェフが
評判を落とすのを覚悟で番組に出場するとは思えない。
今後は出演者のレベルを維持するのが大変だと思います。
あと、審査員の食事マナーが酷すぎ。箸も満足に使えない人が複数いました」
一新したレギュラー陣も突っ込みどころ満載で、司会を務める玉木宏(32)の
偏食ぶりはあまりに有名な話。食で興味があるのはスイーツと肉のハラミぐらい。
嫌いな食べ物は数知れず、某番組で「冷やし中華が苦手。味というより、キュウリも
紅ショウガも嫌い」と話していた。圧倒的に舌が幼い。
リポーターに起用された芸人の宮川大輔(40)も不評だ。
「初回放送後、視聴者から寄せられた声は250件で、批判の大半は宮川に集中。
『やかましい』『滑舌が悪い』などと散々でした」(フジ社員)
内容もキャストも振るわなければ、目も舌も肥えた客が満足するわけがない。
ソースは
URLリンク(gendai.net)