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日本ハムと巨人がともに2勝2敗で迎えた大一番は、明らかな「誤審」による日本シリーズ史上初の危険球退場
のせいで台無しになった。必死の抗議も実らず王手をかけられた日本ハム・栗山英樹監督(51)だが、実は球審の
柳田(やなだ)浩一審判員(46)との間に数奇な因縁があった。選手時代にレギュラーを奪われ、現役引退に
追い込まれた“天敵”なのだ。(笹森倫)
世紀の大誤審というしかない。1日の第5戦(札幌ドーム)の4回無死一塁、巨人・加藤健捕手(31)がバントの
構えをとると、日本ハム2番手の多田野数人投手(32)が投じた直球は頭部付近へ。エビ反りになって回避したが、
球はどこにもぶつからないまま捕手のミットをはじいた。ところが、柳田球審は「ボールデッド」のジェスチャーを
取った後、多田野に「危険球退場」を宣告した。
不可解すぎる判定に、栗山監督は「当たっていない」と猛然と抗議。5分を超えると自らも退場になってしまうため、
最後はやむなくベンチに引き下がった。
普段はおとなしい札幌ドームの道産子まで、今回ばかりは地鳴りのようなブーイングで反発してみせた。
栗山監督は「感じるものがあった。絶対勝たなければいけない試合」と気色ばんだが、2-10で惨敗した。
栗山監督は「日本シリーズなのにすいません。早く退いたほうがいいんだけど、納得するまでやらないと
選手のためにならないから。審判がそう見えたというのはしようがない。でも言った言葉が間違っている。
納得いかないものは納得いかない」と振り返った。
一方で柳田球審には「まあ後輩だしね。性格もよく知っているし、真面目だから。ヤナも一生懸命
やってるから」と、かつての先輩の立場から理解を示してみせた。
柳田球審は元プロ野球選手。1984年に徳島・鳴門商からドラフト3位でヤクルトに入団し、俊足と強肩を
買われて内野手から外野手に転向したが、なかなか1軍に定着できなかった。
(>>2-5あたりに続きます)
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