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浦和が来季の補強として、広島のＤＦ森脇良太（２６）の獲得に乗り出していることが２日分かった。
関係者によると、完全移籍の正式オファーを出し、すでに本格的な獲得交渉に入っている。
森脇はペトロビッチ監督の広島時代のまな弟子で、指揮官とはまさに「相思相愛」の関係。森脇も浦和への移籍を前向きに検討しているという。
森脇は攻撃参加が売りの万能型ディフェンダーで、ペトロビッチ監督の下で能力を開花させ、昨年には日本代表デビューも飾った成長株だ。
３バックの右サイドを務め、対人守備能力に高い攻撃センスを兼ね備えるスタイルで、今季はここまでリーグ２９試合出場、４得点。
浦和ではＤＦ坪井が同ポジションをこなしているが選手層が薄く、ペトロビッチ監督の独特なサッカーを熟知している森脇は、「急所」を埋めるうってつけの人材と言えそうだ。
◆森脇良太（もりわき・りょうた）１９８６年４月６日、広島県生まれの２６歳。１７７センチ、７５キロ。広島ユースから０５年にトップ昇格。
０６、０７年はＪ２愛媛へ期限付き移籍し、０８年から広島復帰。２０１１年６月、国際親善試合のペルー戦で日本代表デビュー。右利き。
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