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ザックジャパンのエース不在が、視聴率戦争に大きな影響をもたらしそうだ。
日本サッカー協会は３０日、日本代表のブラジルＷ杯最終予選オマーン戦（１１月１４日、マスカット）に向け、欧州組１８選手の所属クラブに招集の可能性を伝える文書を送付したと発表。
２３日（日本時間２４日）の欧州ＣＬ・ブラガ戦で左膝を負傷し全治３～４週間と診断されたＭＦ香川真司（２３＝マンチェスター・ユナイテッド）は招集リストから外れ、Ｗ杯最終予選で２戦連続の欠場が決まった。
苦手とする中東でのアウェー戦に臨むザックジャパンは厳しい状況を強いられるが、それ以上に真っ青になっているのが中継局のテレビ朝日だ。
「６月に３０％超えを連発して９月のイラク戦もジーコ（イラク代表監督＝５９）との対戦で期待したけど、２０％台に落ちてしまった。香川の欠場が響いた可能性が大きいから、今回も出ないとなると厳しいね…」と同局関係者はため息をつく。
Ｗ杯最終予選がスタートした６月の３連戦ではアウェーのオーストラリア戦の平均３５・１％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）をはじめ高視聴率を連発した。
だが、さらなるアップが予想されたイラク戦でまさかの３０％割れ。局内では、腰痛のため試合直前に決まった香川の欠場が一因になったと見られている。
ドル箱の日本代表戦はオマーン戦が今年最後。視聴率争いで躍進するテレビ朝日にとっても“大一番”だけに、英国の名門クラブで奮闘する人気者の不在は大きな痛手なのだ。
こうなったらもう一人のエースＭＦ本田圭佑（２６＝ＣＳＫＡモスクワ）に“オレ様”らしいド派手な活躍を期待するしかないが…。
◆情報ソース
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
◆関連ニュース
URLﾘﾝｸ(www.daily.co.jp)
日本-イラクの平均視聴率は関東地区が２８・９％、関西地区が２５・５％
瞬間最高視聴率は関東地区が３８・２％、関西地区が３４・４％。
試合はＮＨＫ・ＢＳ１でも放送され、前半の視聴率は３・２％、後半は４・０％だった。