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歌手、和田アキ子（６２）が、１０月２５日でデビュー４５年目に突入した。
デビュー当時には多くの辛い経験もしたが、周囲の支えに助けられながら、
ここまで歌い続け歩んできた４５年間。４０周年では黒人音楽の殿堂でもある、
米ニューヨークのアポロシアターのステージに立ち、涙を流した。
念願だった夢をかなえた今、次なる目標とは…。
「ゴッドねぇちゃん」「芸能界のご意見番」など、多くの“肩書”を持つ大ベテランへの初取材。
恐る恐る名刺を渡すと「和田です。よろしくお願いします」と優しい笑顔。インタビューが始まると、丁寧に語りはじめた。
「４５年といっても、特別な思いみたいなものはないんです。デビューしたころは、ここまでやれるとは思ってもいませんでしたけど」
１９６８年のデビュー当時。身長１メートル７４（現在は１メートル７１）だった和田に対し、
大きい女は売れないという風潮があり、楽屋も個人別でなく女性部屋と男性部屋のみ。
「デカい、声が低い、男っぽい、私と一緒の部屋で着替えたくないと言われたり、
嫌なこともありました。芸能界で自分の身長がこんなにジャマになると思っていなかった。
だから、まずは５年間。５年たったら大きいのを気にしないで、ハイヒールを履いてやろう、と思っていたんです。
そういう意味では４５年もやってこれたんだな、とは思いますね」。
４５年目突入前、特に実感しなかった「４５」。それが１０月２５日のデビュー記念日に
マネジャーらホリプロの“仲間”とお祝いの食事を共にし、翌２６日午前６時に目が覚めたとたんに
「４５年目に入ったと思ったら、大変なことになったぞ、と心臓がバクバクして…」と現実味を帯びたという。
（>>2以降に続きます）
ソース：SANSPO.COM（サンスポ・コム）
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