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いま日本ラグビーがとにかくアツい。今年で開幕10年目を迎える日本ラグビーの最高峰「ジャパンラグビー・トップリーグ」。そのトップリーグで世界1位2位を争う超一流選手が数多くプレーを魅せているからだ。
例えば、パナソニックワイルドナイツに所属するソニー・ビル・ウィリアムズ(27、ニュージーランド代表)は、世界的な超人気選手。現役のプロボクサーで、東洋太平洋ヘビー級1位でもある。
他にも、世界最高峰のFBといわれるミルズ・ミリアイナ(32、ニュージーランド代表)はNTTドコモレッドハリケーンズに所属、豪州代表で110キャップを誇るジョージ・スミス(32)もサントリーサンゴリアスに所属している。
サッカーにたとえれば、メッシやクリスチアーノ・ロナウド級のスーパースターが、Jリーグでプレーしているような状態だ。いや、大げさではなく。
その理由は季節にある。ラグビー世界ランキング1位のニュージーランド、2位のオーストラリアの選手にとって季節が逆となる日本での利点は大きい。『ラグビーマガジン』編集長の田村一博氏がその背景を語る。
「ラグビーのシーズンは秋から冬にかけてで、ニュージーランドや豪州のシーズンは2~8月です。日本は9~1月。向こうのオフシーズンにプレーができ、時差も少なく移動も比較的ラク。半年を日本でプレー、残りは南半球でというプレーヤーもいます」
しかし残念ながら、東京・青山の秩父宮ラグビー場をはじめ、まだまだ空席が目立つ。ニュージーランド人が見たら目を疑う光景だろう。
2019年には日本で初めてラグビーワールドカップが開催される。世界的スターの活躍は、はたして今後の日本でのラグビー人気を盛り上げてくれるのだろうか?
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