12/10/22 06:47:18.74 0
ブラジル戦。日本の立ち上がりはけっして悪くなかった。少なくとも大差の負けはなさそうなムードだった。前半13分、ブラジルに先制点をもたらしたパウリーニョのミドルシュートは、そうした意味で意外だった。
必然性の低い、素晴らしすぎるシュートだった。2点目のPKもしかり。前半26分までに2失点を奪われるような試合内容ではなかった。
ザッケローニは試合後、そのことを悔やんだ。「あっさり2点を奪われて冷静さを失った。選手の負けたくないという気持ちが、本能的なプレイを誘発してしまった」と。その後、日本は撃ち合いに出た。
パンチ力という点で、相手に数段ヒケを取るにもかかわらず。それが0-4で大敗した原因だ。
日本にも得点を奪うチャンスはあった。しかし、もし日本が1点を奪うことができていたら、ブラジルはもう3点ぐらい奪っていた可能性は高く(すなわち1-7になっていた可能性は高く)、
そういう意味で0-4はまだ救いのあるスコアというべきかもしれない。
だが、繰り返すが、それもこれも日本があっさり0-2にされた後、本能的なプレイに終始してしまったことに原因がある。半ばパニックに陥ったことと大きな関係がある。
ザッケローニはその理由として、そうしたシチュエーションに慣れていない日本の経験不足を挙げた。「少なくとも1-0の状況で、日本がどんなプレイをするのか見たかった」とも語っている。
だが、こちらが見たかったのは、そうした状況に立たされたときの監督の采配だ。選手がチームとしてではなく、選手個人の本能でプレイするようになってしまった時、監督がどんな行動に出るのか。
我々が目を凝らしているのは選手のプレイだけではない。選手の経験不足を口にした監督にも、同時に目を向けたくなる。
>>2以降につづく
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
2:お歳暮はトマト1㌘φ ★
12/10/22 06:47:47.63 0
少なくとも監督に経験不足はない。強者相手に、内容的にまずまずの立ち上がりを見せながらも0-2にされてしまった過去を、幾度も持ち合わせているはずなのだ。
日本サッカー協会は、本場で積んだその経験と実績に対して高い評価を下し、代表監督として迎え入れた。冷静さを失った選手の経験不足は、致し方のない話である。
日本代表には強豪と対戦した過去が不足しているのだから、当然といえば当然だ。 ザッケローニはその経験不足を補うために招聘された人物なのだ。
後半の頭、ザッケローニは中村憲剛に代えて乾貴士を、内田篤人に代えて酒井宏樹を投入。さらに後半17分には、長谷部誠に代えて細貝萌を入れている。
ザッケローニは試合後「当初から思い描いていた交代だ」と、記者の質問には答えている。そしてさらに言えば、これらは4日前に行なわれた交代と基本的には同じものであった。
フランス戦。ザッケローニは交代枠が6人あるにもかかわらず、4人しか代えなかった。そのうちの2人は後半41分。期待を込めての交代は実質2人で終わっている。
その問題点については、フランス戦後に書いた原稿でも触れているので割愛する。見逃せないのは、ブラジル戦も交代の顔ぶれが一緒だったことだ。
フランス戦とブラジル戦。試合展開は正反対だ。にもかかわらず、ザッケローニは同じ交代を行なった。このことから、交代が試合の流れを見て行なわれていないことが判明する。
「当初から描いていた交代」と、自らも証言しているが、それは今に始まったものではない。彼がこれまでに行なってきた選手交代に目を凝らせば、使う選手は試合前から決まっているように見える。
交代のアイデアは、試合の流れを見て練られたものより、試合前に練られたもののほうが圧倒的に多い。そこに意外性は全く存在しない。
>>3以降につづく
3:名無しさん@恐縮です
12/10/22 06:47:52.21 k/6OmVL+0
ズコー
4:お歳暮はトマト1㌘φ ★
12/10/22 06:48:14.24 0
それはピッチに送り込む順番をあらかじめ決めていることを意味する。23人の代表メンバーには、使うべき順番、優先順位というものができあがっている。
GKを除くフィールドプレイヤーは20人。15番目ぐらいまでは決まっていて、それ以降はその都度、調子等々を見て入れ替えるというやり方だ。
16番目以降の選手に出番が回ってくることはまずない。サブの選手なら、そのことに気がついていないはずはない。
今回の遠征には酒井高徳と佐藤寿人が追加招集されたが、使われる可能性が低いことは、ザッケローニ采配の過去に目を向ければ、ファンにも報道陣にも見えていたはずだ。
この方法論は、岡田ジャパン、ジーコジャパンの時と同じだ。そしてそれぞれの日本代表は本番のおよそ半年前から失速した。岡田監督の場合は、南アW杯の直前も直前になって大手術を敢行。
それまで”順番”の低かった本田を主役に据えて臨んだことが功を奏し、ベスト16入りを果たしたことは記憶に新しい。失速パターンにはまり込んでいた岡田ジャパンは、直前になってV字回復したわけだ。
同じ方法論で強化するザックジャパンも、失速パターンに陥りそうな気配がある。この強化策は代表チームには不向きなのだ。
20人全員に出場の可能性がある強化策でないと危ないのだ。にもかかわらずそこに走る理由は単純だ。目の前の試合にベストメンバーを送り込もうとする日本的な習慣である。それこそが代表チームの可能性を狭めてしまう最大の原因になる。
監督のアイデアも必然、少なくなる。メンバーの固定化は、監督のアイデアの固定化に他ならない。幅の広い柔軟な思考は生まれにくい。様々なケースへの対応が利かなくなる。強者に早々と0-2でリードされる展開などは、まさに想定外のケースになってしまう。
ザッケローニの最大の問題は、本場で十分な経験を積んだ欧州人監督であるにもかかわらず、流れを変えるためのメンバー交代を行なえないことにある。
>>4以降につづく
5:名無しさん@恐縮です
12/10/22 06:48:18.45 y5flvYZfO
お杉です!
6:お歳暮はトマト1㌘φ ★
12/10/22 06:48:24.78 0
ピッチ上の11人が、冷静さを欠き、本能的なプレイを見せ始めても、前の試合と同じ交代しかできなかった。少なくともザッケローニは、いかなる状況にも対応できるアイデア豊富な指揮官とは言い難い。
日本はアジア予選では強者面ができるが、W杯本番では弱者に転じる。フランス、ブラジル級を倒さないと、過去最高位は望めない。番狂わせをいかにして起こすか。我が日本代表には、番狂わせが起こせそうな監督が必要だ。
サッカーは運が3割絡むスポーツだ。まさかのクリーンシュートが決まってしまったり、PKを取られたり、想定外の出来事は茶飯事だ。その時の対処法こそ、監督に求められる最大の資質になる。
ピッチ上の混乱をどう正すか、どのような手を打って整えるか、が問われる。それを見過ごして「選手の経験不足」を敗因に挙げるのは、経験を積んだ監督のすべきことではない。
選手の力不足には納得できる。日本のレベルはまだ低いからだと割り切れる。だが本場からやってきた監督の冴えのない交代には納得できない。責められるべきはまず監督。選手だとは思わない。
7:名無しさん@恐縮です
12/10/22 06:49:39.28 7XVQRQM10
嬉しくてしょうがないんだろうな
8:名無しさん@恐縮です
12/10/22 06:49:47.23 bct3zjv30
大敗は攻撃的に行ったからだろ、別に問題ないんだよ
9:名無しさん@恐縮です
12/10/22 06:50:23.15 li6FmaL+0
おまえ1週間おせえよw
10:名無しさん@恐縮です
12/10/22 06:50:23.86 e4aASYJH0
清楚で美少女な後藤郁の写真
URLリンク(syosetu637.blog.fc2.com)
11:名無しさん@恐縮です
12/10/22 06:50:55.01 3g870IOP0
チョ・グァンレ監督。前川清似のこの人のサッカーが、僕はかなり気に入っている。
ラングニックに通じる筋の良さ(偉そうですいません)を感じる。
記者会見の振る舞いもなかなか見事だった。好感度大。
アジアカップ準決勝、韓国は日本にPK戦で敗れたワケだが、
そこで5バックで守りを固め、同点ゴールを浴びた我が代表監督が、必要以上に情けなく見えた。
その記者会見場を後にする敵国の監督に、僕は思わず握手を求めてしまったほどだ。
韓国人の監督は、いま概してイケている。良いのは選手だけではない。
ザッケローニに求められているのは、勝利だけではない。監督を憧れの職業にすることにある。
良いサッカーは、そうした意味でも追求されなくてはならない。僕はそう思うのだ。