12/10/18 23:19:12.99 0
日本の守備はブラジルの緩急に対応できなかった。相手が最終ライン、ボランチでゆっくりボールを回していても、カカー、ネイマール、オスカル、フッキにパスが渡ると一気にスピードが上がった。
序盤はフランス戦に比べて守備ゾーンを前に置こうという意図は見えた。しかし、1点を失った後に最終ラインの押し上げが少なくなり、空いた中盤にスペースを使われてしまった。
カカーに決められた4点目も問題。3点をリードしブラジルがカウンターを狙うのは分かりきっていた。
ポジショニングや対応の仕方を修正しないと、レベルこそ違うものの、速攻を狙ってくる11月のオマーン戦でもやられる危険性がある。
ただ、惜敗よりも完敗の方がまだ良かった。思い切って先発を変えやすいからだ。右サイドバックは内田よりも、途中交代の酒井宏の方が良かった。
問題はボランチの長谷部で、やはり試合から離れているため試合勘や読み、攻守の一歩目が遅い。
ただ細貝はレバークーゼンで出場機会が少なく、高橋もFC東京でセンターバックで出ている。長谷部の調子が戻らないと、ボランチはアキレス腱になる恐れがある。(元日本代表監督)
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