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キング・カズの勇姿を、茶の間で観戦できる。フットサルＷ杯（１１月１～１８日、タイ）の放送権を取得したフジテレビが、日本の初戦ブラジル戦など２試合の地上波生中継を計画していることが１６日、分かった。
Ｊ２横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（カズ＝４５）が日本代表候補に選ばれたことで注目度がアップ。今月下旬の親善試合２試合も地上波で放送される予定だ。親善試合に向けた日本代表合宿は１６日、名古屋市内で始まり、カズも合流した。
カズの存在が、フットサル界に大きな変革をもたらした。日本が出場した過去のフットサルＷ杯はいずれも衛星放送での中継だったが、今回、史上初めて地上波で生放送される見通しとなった。
大会の放送権を取得したフジテレビは、日本の１次リーグ初戦となる１１月１日のブラジル戦（日本時間午後１１時開始）と、２戦目の４日ポルトガル戦（同午後９時開始）を地上波で完全生中継する予定。
３戦目の７日リビア戦は同午後７時開始とゴールデンタイムに重なるため、ＣＳチャンネルで生放送する予定だが、カズにとって悲願の初出場となるＷ杯の初戦が、全国の茶の間で見られるチャンスとなる。
また、Ｗ杯の前哨戦となる今月２４日の親善試合ブラジル戦（東京）と２７日ウクライナ戦（旭川）も、２８日の午前３時から地上波でダイジェスト版で放送予定。
カズが立つ大舞台を盛り上げる。
名古屋合宿中の１９日に正式なＷ杯出場メンバーが発表され次第、正式に決定する見通しだ。
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