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記者の目:米国から見たWBC=小坂大
毎日新聞 2012年10月10日 00時56分
労組日本プロ野球選手会の不参加決議に端を発した来年3月の野球の国・地域別対抗戦、
第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のあり方を米国側から取材した。
日本の動向について米メディアの関心は極めて乏しく、大会そのものもほとんど事前報道はない。
しかし、主催するWBCI(米大リーグ機構=MLB=とMLB選手会による運営会社)からは、
大会を改善しながら発展させていこうという意思は伝わってきた。
WBCIが大会の意義として強調したのは、国際野球連盟(IBAF)が昨年末にWBCを
「世界一決定戦」と公認したことだ。06年の第1回大会からWBCIが参加国・地域を
招待する形態は変わらない。しかし、08年北京大会を最後に野球が五輪競技から除外された今、
WBCが世界の頂点を争う場として公認を得たことは、大会の格が上がったことを意味する。
◇「収益の大部分は国際普及に投資」
IBAFが公認した理由にはWBCの拡大がある。第3回大会も決勝こそ引き続き
米国で行われるが、従来すべて米国が会場だった第2ラウンドは分散して、
半分を日本で開催することになった。批判の多かった米国の集中開催に対する配慮だ。
また、参加国・地域も従来の16チームから28チームに増え、予選も実施した。
これにより前回の09年第2回大会は不参加だったドイツ、ニュージーランド、イスラエルなどが
予選に出場し、北米や日本、韓国、台湾といったアジアに偏った出場国・地域が世界各地に広がった。
MLBの国際担当責任者でWBCIのポール・アーチー社長は毎日新聞の取材に、
具体的な数字は示さなかったものの「WBCを開催した第一目的は国際的な普及を図ることだった。
大会の収益の大部分は普及に投資した」と成果を強調した。
(>>2-3あたりに続きます)
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