12/10/09 23:04:54.37 0
ラストゲームを終えた金本知憲外野手のあいさつ(抜粋)
(甲子園球場が消灯。「4番 レフト 金本 背番号6」というおなじみのアナウンスが流れ、
スポットライトを浴びながら登場)。
まず最初に生んでくれた両親、アマ、広島、阪神と野球人生にかかわってくれたすべての
人に感謝を申し上げます。10歳で野球を始め、常にプロ野球選手という夢を追いかけてきました。
03年に阪神に移籍して(05年とあわせて)2度も感激の優勝を味あわさせていただきました。
甲子園球場は、持っている力以上のものを引き出してくれました。
3年前に肩をけがをしてから、引退が頭をよぎるようになりました。それでも「金本の
特大ホームランが見たい」「弾丸ライナーが見たい」「もう1度3割、30本が見たい」という
皆さんの声に、リハビリにも励むことができました。
今日でユニホームを脱ぐ決意をしましたが、正直、悔いや心残りはたくさんあります。
チームとして2度の優勝を経験しましたが、最後に阪神ファンが一番喜ぶ「日本一」を
達成したかったです。この夢は後輩たちに託すことにします。
最後になりますが、甲子園球場の左バッターボックスでフルスイングすることはありません。
ダイヤモンドを全力で走り抜くこともありません。レフトでボールを必死に追いかけることも
ありません。正直、寂しいです。
(左翼を守っていると)「アニキ、夢をありがとう」というボードが目につきます。でも、それは
僕がファンの皆さまに言いたい言葉です。こんな僕にでも「頑張れ」と背中を押してくれた、
阪神ファンは本当に優しかったです。
最後に…本当に夢をありがとうございました。野球というスポーツ、野球の神様、
ありがとうございました。
(DeNA三浦と金城、阪神関本、藤川、鳥谷、金本が最も尊敬する清原和博氏らから
花束を受け取り、甲子園球場を一周。ファンに最後の別れを告げた)。
URLリンク(www.nikkansports.com)